* Ostaria alle Botteghe
Ostariaはタイポではなく、どうやらベネチア(Veneto州、北イタリア)あたりでの綴り方らしい。要するにオステリアだ。このお店、本稿を書く前にTripadvisorで調べたところ何故か最近の評価が低い。クレジットカード使用に渋い、前は良かったのに、なんて意見もあり、事前に調査していたら行かなかったかもしれない。良い店だったけどなぁ。
そう、僕の旅では基本的にあまり事前調査をしない。彼方此方フラフラしているお陰か、そこそこ良い店センサーが機能する気がしている。要するに、嗅覚に任せて何となく歩いて良さそうなところに入るスタイルだ。
ここは店構えも、中で食事している人たちの様子も良く、昼の散歩時に候補店の一つとしてチェックしていた。そして夕食時に通りかかった時、カメリエーレに日本語で声をかけられた。以前なら当たり前だったこの光景、今では中国語にとって代わられつつあり、何故日本人と判断したのかも気になって、結局夕食の場に選んだのであった。
件のカメリエーレ曰く、「以前は日本人がたくさん来ていたが最近は凄く少ない」。そうなんだよ、経済大国と呼ばれていた日本は何処かに行ってしまったんだよ。。。








二日目のメニューは前日頭をよぎっていた Cotoletta alla milanese ミラノ風カツレツ、付け合わせは定番 Verdure miste grigliate 茄子 ベネチアの秋、そしてアドリア海のシーフード、エビちゃん。
お供は最近すっかり馴染みになったノンアルコールビール。ついついセロセロと言いそうになるが、イタリアでは Birra analcolica。ビッラ アナー(ル)コリカ。ルの音は結構弱いので、アナルコリカとアナーコリカの中間くらいに聞こえる。
* Bacaro da Fiore
南欧テラス席あるあるで、隣の人にこちらのメニューを訊かれたりしながらのんびり夕食を楽しんだのだが、お腹は八分目。ちょど良いとされている度合いだが、もうちょっとだけ何か摘まみたい。となればバル的なところだ。ベネチアではバーカロ Bacaro と言うらしい。タパスやピンチョスに相当するのが チッケッティ Cicchetti 。幸いすぐそばに良さそうなバーカロがあった。ここもまた通りがかる度に気になっていた店だ。





写真中央の扉の向こう側がトラットリアになっているようで、料理の一部はそこから運ばれてくる。チッケッティはもちろんカウンターにあって、中にいる気のよさそうなシニョーラが出してくれる。ちなみに途中からシニョリーナに交代したが、バーカロは一人で回すスタイルのようだ。
イタリアだとパスタとかピッツァが有名で、もちろんそれは美味しいのだけど、量多めのコテコテ炭水化物だ。その点スペインはバル文化。タパス・ピンチョスが気軽に食べられる。そしてここベネチアにはバーカロがある。これはイイ。2,3EURでちょこちょこつまめる。素晴らしい。
ごちそうさまでした~





